エンジニアにとって「見積り」は「命令書」

すでに予算も締切りも決まっていた

「これ、5人月でできるかどうか、見積りを出してください」

新しい案件のようです。プロジェクトには必ず割くことができるメンバーの人数、いつまでに終わらせなければならないという時間の制約があります。そのため、「見積り」が必要なのです。課長が言っている「5人月(にんげつ)」とは、5人が仕事をして1カ月で終わる仕事量ということを意味しています。

こうした場合、たいていは5人月分の予算しかないのです。プロジェクトも始まっていないうちに、リリース日だけが決まっていることもあります。

それでも、ぼへちゃんは、案件の概要やら機能やら規模感を見て、開発期間、テスト期間などを検討しました。そうすると5人月なんて無理! 参加できそうなメンバーのスキルから考えると、どう頑張ったとしても2倍の10人月になることが判明しました。

これを課長に報告したところ、「なんで、5人月でできないんだっ!」と怒られてしまいました。求められたのは、本当の見積書作りではなかったようです。つまり、覚悟を決めてやるようにね、という命令書のことも見積りというのです。絶対に無理だと思いますけど!
 

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