三菱重が印マヒンドラと農業機械で提携

マヒンドラが三菱農機に出資

 5月21日、三菱重工業とインド自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラは、農業機械での戦略的パートナーシップを締結した。2012年12月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 21日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>は21日、インド自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラ<MAHM.NS>と農業機械分野で提携すると発表した。国内の農機市場が縮小するなか、トラクター販売で世界トップのマヒンドラと組むことで海外事業の強化を図る。

マヒンドラは、三菱重工グループ100%子会社の三菱農機(島根県)に10月1日付で33%出資する。出資額は約30億円。今後もこの出資比率を維持していく方針。

三菱農機はトラクターやコンバイン、田植機などの農業機械を手掛けており、2014年度の連結売上高は490億円。7─8割を国内事業が占めており、市場の縮小とともに売上高は減少傾向にある。2007年度の623億円から2割超減った。

これを補うために期待しているのが急拡大しているアジアなどの海外市場だ。2014年度の海外事業の売上高は72億円と全体の14%にとどまっているが、マヒンドラの販売力を活用することで売上拡大を目指す。

会見した三菱農機の鳥取勝美社長は「グローバルを進めなければ事業が拡大しないと非常に強く思っている」と危機感をあらわにした上で、「海外は今期25%くらいになる見通しだが、マヒンドラの力も借りて、できるだけ早く30%を超えていきたい」と語った。

*内容を追加しました。

 

(志田義寧)

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