壮絶!トヨタの「片づけ」はここまでやる 職場環境をカイゼンすると"成果"が変わる

前回は、7つのムダを中心に、仕事におけるカイゼンの視点をご紹介しました。今回は、職場環境のカイゼンとして、片づけのコツをお伝えします。
さて、まずはチェックリストをご覧ください。皆さんご自身のデスク周りを具体的にイメージしつつ、正直に答えてくださいね。
☑ 片づけの効果は、キレイになって気持ちがすっきりすることだと思う
☑ デスクのキャビネット奥に何が入っているか、即答できない
☑ デスクの上に、1カ月以上使ってない書類がある
☑ あまり使わなくても、「My文具」を持つのが好き
☑ 自分の部署のキャビネットで、必要書類を探し出すのに時間がかかってしまう
キレイが「ゴール」ではない
ここでは皆さんに親しみやすい「片づけ」という言葉を使っていますが、トヨタの製造現場で実際に使われている言葉は「5S」。これは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字をとったもので、職場環境を維持・向上するためのスローガンです。
今回は、その5Sの中でも大きな効果が見込める、「整理」「整頓」について取り上げます。
そもそも片づけは、何のためにやるのでしょうか?効率的に物が配置されてスッキリしたデスクと、書類や部品類が散乱しているデスク。この2つのデスクでは、皆さんが仕事をする際の気持ちや効率はどうなりそうですか?そして、それはなぜでしょうか?
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