NTTドコモ・ローソン提携の狙いとは?

「ポンタ」相互交換、提携拡大も視野

 5月13日、NTTドコモとローソンはポイント事業などで提携すると発表した。写真は都内のローソンの店舗。2014年3月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 13日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>とローソン<2651.T>は13日、ポイント事業などで提携すると発表した。ローソン店舗でドコモのクレジットサービスを利用すると割引となるほか、ドコモが12月から始める新たなポイントサービス「dポイント」も使用できるようにする。

さらにローソンの共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」の運営会社ロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)とも提携、ポイントの相互交換も始める。ドコモとローソンは今後、提携を拡大させることで顧客の囲い込みを図っていく。

両社は6月1日から、ローソン店舗でドコモのクレジットサービスを利用するとカード請求時に3%割引するサービスを始める。また、12月1日からは買い物の際にドコモのポイントカードを提示すると、購入額100円ごとに1ポイントが貯まるサービスも導入。クレジット決済機能付きのポイントカードで支払うとさらに1%のポイントがつくため、利用者は割引とポイントで最大5%の特典が受けられる。貯まったポイントは支払いに充てることもできる。

12月からはdポイントとポンタとの相互交換も始める。ドコモのポイント保有者は5400万人以上、クレジット会員は1600万人以上。一方、ポンタカードは現在6000万人が利用しており、両社の提携により、国内最大規模のポイント会員基盤が誕生する。ドコモの利用者は携帯電話の利用で貯めたdポイントをポンタに交換して全国2万3000店以上の提携店で使ったり、貯まったポンタをdポイントに交換して携帯電話料金の支払いに充てたりできるようになる。

ドコモやKDDI<9433.T>、ソフトバンク<9984.T>などの携帯電話会社は通信収入の大きな伸びが期待できない中で、解約率の低下につながる光回線サービスのセット割引を導入するなどして顧客の囲い込みを進めているほか、動画などのコンテンツ販売やセキュリティーなどのサービスを提供することで利用者1人当たりの売り上げ拡大を図っている。今回の提携もその一環で、ドコモとローソンは今後、店舗運営や商品開発、販売促進などの分野に連携を拡大させ、相互送客を強化していく。

*内容とカテゴリーと写真を追加しました。

 

(志田義寧 編集:山川薫)

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