日産の新型「セレナ」買うならどのグレード? 今では貴重な5ナンバーミニバンの狙い目は?

✎ 1〜 ✎ 37 ✎ 38 ✎ 39 ✎ 最新
拡大
縮小
セレナ
日産の人気ミニバン「セレナ」。価格は、価格は276万8700円~479万8200円となる(写真:日産自動車)

昨年11月にガソリンモデルが、そして2023年4月20日にハイブリッドモデルのe-POWERが発売となった日産自動車のミニバン「セレナ」。

初代から数えて6代目となる新型は、ライバルが3ナンバーサイズに大型化する中で従来どおりとなる5ナンバーサイズをキープ(ハイウェイスターは従来どおりエアロパーツのぶんで3ナンバー登録となる)している点や、ハイブリッドもエンジンで発電し、100%モーターで走行するe-POWERを採用している点が特徴となっている。

また、運転支援システムの「プロパイロット」を全車で標準装備したほか、最上級グレードにはハンズオフ走行も可能とした「プロパイロット2.0」を搭載するなど、着実に進化を果たしている新型セレナだが、実際に購入するならどのグレードがオススメなのだろうか?

最上級グレード「ルキシオン」が必要かどうかを考える

セレナ e-POWER ルキシオン
最上級グレードとなるセレナ e-POWER ルキシオン。充実した装備が魅力だが、価格は479万8200円で、パワートレーンは e-POWERのみとなる(写真:日産自動車)

最初に検討したいのは、新型セレナの最上級グレードである「ルキシオン」を狙うかどうかということになるだろう。e-POWERモデルにのみ設定されるこのグレードは、前述したように「プロパイロット2.0」のほか、「プロパイロットパーキング」と「プロパイロットリモートパーキング」が標準装備となる。

この中で「プロパイロット2.0」と「プロパイロットリモートパーキング」については、ルキシオンのみに備わる装備となっており、ほかのグレードではオプションでも選ぶことができない。そのため、この装備が必要ということであれば、グレード選びは必然的にルキシオン一択ということになるのである。

次ページ高価なルキシオンと、選択肢の多いそのほかのグレード
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT