経済専門家が解説!「お金持ちほど歩くのが早い」 健康維持と節約の両方が叶う最強エクササイズ

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1日の歩数が同じ9000歩〜1万2000歩でも、歩数・早歩き時間・走行時間を合わせた「アクティブ時間」が15分未満しかない人に比べると、「アクティブ時間」が15分以上の人たちは、肥満度を表すBMIの数値が低いのです。

たしかに、速く歩いてテキパキと仕事をこなしている人で、太っている人はあまり見かけません。もちろん、速く歩けばすぐに年収が上がるわけではありませんが、少なくとも、生活改善の一環として「早足」を心がけると、気持ちもシャキッとして前向きになるかもしれません。

ただし、気をつけなくてはならないのは、「早足」で歩いて「転倒」するリスク。若い方ならともかく、私くらいの年齢になると、「転倒」は体に大きなダメージを与えかねません。高齢の方や足腰に不安のある方は、「気持ちだけは早足」のモチベーションで歩くのがいいでしょう。

健康になればお得になることは、ほかにもたくさんあります。「歩くことが健康の秘ひ 訣けつ」ということはすでに立証されてきて、「歩ければ歩くほど、お得になる節約生活」にも注目が集まっています。

散歩がもたらす意外な効果

じつは、私も毎朝散歩をしています。朝、犬を連れて散歩していると、同じように犬を連れて歩いている人と、自然に「おはようございます」と声を掛け合うのですが、これが清すが々すがしくて気持ちがいい。

もちろん、犬同士が仲良くしてくれればいいですが、犬ですら、性格が合わずにいがみ合うケースも。そんな時、挨拶ができている飼い主さんなら、お互いに笑って気持ちよくその場を離れることができます。

また、犬同士の相性がいいと、飼い主と犬友達になれます。犬の健康のこと、性格で困っていることなど、犬友達になるといろいろと相談できるし、評判のいい動物病院などの情報も教えてもらえます。

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