人間を助け、人間とともに働く
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日々さまざまな業務に追われる保育の現場に2015年、お助けロボット「MEEBO(みーぼ)」が登場した。開発したのはユニファ。園児の写真を撮ったり、登降園をQRコードで管理したり、音楽を流したりといった機能がある。MEEBOの撮影した写真は専用サイトを通じて保護者に販売でき、園はそれでMEEBOのレンタル料(月額約1万円)を賄う。
土岐泰之社長(36)は共働きの妻と離れ離れで暮らした経験から、起業のテーマを“家族”に据えた。「保育園でのわが子の写真はSNSで最強のコンテンツになる」と、保育士が撮影した写真をネットで販売するシステムで創業。「写真撮影の手間まで省きたい」とMEEBOの開発に至った。今後はMEEBOやタブレットを使って子どもの体温・食事などのデータを取得・分析し、昼寝中の突然死リスクを検知するなど安全面での機能を拡充していく。
2年に一度行われる世界最大級のロボット展示会、「国際ロボット展」。昨年12月、見物客でごった返した人気ブースがあった。無名のロボットベンチャー、ライフロボティクスの鮮烈デビューだった。
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