おカネに対する感度が違う
前回は、個人事業主と付き合えば得るものが多いだろうと書いた。
50代の生命保険会社に勤めるAさんが、早速、それを実践してくれた。彼は若いときはバリバリ働いていたが、中年以降は、仕事に対する向上心や意欲を失ったと言い、「働かないオジサン」を自称している。
Aさんは先日、高校時代の同窓会に出席した。立食の時間に、フリーランスのカメラマンと親の印刷会社を継いだ友人の3人で、長く話し込んだという。
「サラリーマンの生活は安定しているが、社内の窮屈さに耐えねばならない」。一方で、「個人事業主やフリーランスは、お山の大将だが、将来が不安定だ」とAさんは紋切り型で考えていた。ところが友人との会話の中で、おカネに対する感度の違いを感じたという。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら