マイクロソフト、7─9月好調のワケは?

クラウド好調で市場の予想を上回る

 10月23日、米マイクロソフトの第1・四半期(7─9月)は、市場予想を上回る25%の増収となった。フィンランド・オウルで7月撮影(2014年 ロイター/Markku Ruottinen/Lehtikuva)

[シアトル 23日 ロイター] - 米マイクロソフトが23日発表した第1・四半期(7─9月)は、市場予想を上回る25%の増収となった。タブレット端末「サーフェス」や携帯電話、企業向けクラウドコンピューティング関連商品の販売が好調だった。

マイクロソフト株は時間外取引で、3%上昇した。

FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、ダニエル・アイブス氏は「オラクルやIBM、SAP、VMウェア、EMCなど大手ハイテク企業の決算はさえなかったが、マイクロソフトはトレンドを逆行している。7─9月期決算はしっかりした成果と言える」と述べている。

クラウド関連が好調

マイクロソフトは、クラウド関連売上高の実数は公表していないが、企業向けクラウドの売上高は128%増、クラウドプラットフォーム「アジュール」サービスの売上高は121%増だった、と発表した。

一方、データセンターの建設や運用費用など、インフラコストがかさむなか、「アジュール」を含む部門粗利益率は194%上昇した。

エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は電話インタビューで「企業向けクラウドでは粗利益率が引き続き改善した。スケール効果と、効率性重視の成果が表れていることを示すものだ」と述べている。

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