国家神道と日本人 島薗進著

国家神道と日本人 島薗進著

宗教学者である著者は、国家神道を「天皇と国家を尊び国民として結束することと、日本の神々の崇敬が結びついて信仰生活の主軸となった神道の形態」と定義する。戦前、多くの日本人はその影響下で暮らし、一つの規範として生きてきた。

本書は、国家神道が幕末から明治維新にかけてどのように形成されたか、から始まり、近代化の歩みとともに発展し、戦後GHQによって解体されるも、現在まで静かに受け継がれていることを提示する。天皇制や国体思想とも深くかかわる国家神道を理解することは、日本の文化や思想、宗教観を理解することであり、ひいては日本人のアイデンティティに知ることにもなると説いている。

岩波新書 840円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
半導体の覇者<br>熱狂する世界、沈む日本

今やアップル、グーグルも半導体メーカー。半導体関連株はITバブルに迫る高水準。トップ10にアジア勢が並ぶが、日本は事業売却に揺れる東芝のみ。勢力図激変の業界をリポート。