誰もが「ワーママ」の増殖に戸惑っている

あんな母、こんな母、どんな母……!

 結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 昨年、東洋経済オンラインに登場、大反響を呼んだ元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。

今回は、職場に急増するワーキングマザーの言動に悩まされる女性より、お悩み相談をいただきました。

堂薗稚子さんの著書『 「元・リクルート最強の母」の仕事も家庭も100%の働き方』(角川書店)も発売中です
(相談)
 32歳会社員です。私はまだ独身で、子どもはいません。新卒で入社した会社での仕事は、もちろん面白いことばかりではありませんが、楽しく会社に行けていると思っています。
 ところが、ここ最近、育休から復帰して時短勤務で働く人たちがものすごく増えてきて、彼女たちが帰った後の仕事を振られたり、突然、休まれたり早退されたりして尻ぬぐいもさせられ、私の業務は増える一方です。それなのに、上司をはじめ会社は、「両立社員を応援しよう」とちやほやしていて、彼女たちも当然のような顔をしているように感じます。
 私は日本の少子化対策にまったく貢献していないわけですが、毎日イライラしてしまいます。
 私は心が狭い、いやな女ということなのでしょうか? どう心掛けていれば、このイライラは解消できるのでしょうか? アドバイスをお願いいたします。

私が見た、ワーママたちの強烈な「個人差」

このご相談、「わかるーっ!」……と思っている方、けっこういると思いますねぇ。「なによ、こっちだって気を遣ってるのに!」と、カチンときたワーキングマザーもけっこういるかもしれませんが。

私はワーキングマザーですが、ご相談者さまの気持ちにすごーく共感してしまいました。あなたは心が狭い人じゃないですよ。正直でまじめな人です。私は好きです、あなたみたいな人!

私自身、これまでのマネジメント経験の中で、ホントにいろいろなワーキングマザーたちと出会いました。そして、その時どきで思い出深いエピソードがいっぱいあります。

急なお迎えで早退するメンバーに「あの資料、明日までだからこちらで仕上げておこうか?」と言ったのに、「いいえ! 責任をもって朝までに作ってお送りしますので!」と頑固に言い張って帰宅。ところが翌朝に「すみません。やっぱりできませんでした!」と明るくメールが来て、びっくりしたこともあります。

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