海外出身、「商社美女」の生き様 グローバルエリート流、セクハラ撃退法??

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賛否両論を受けながら本連載は10回目を迎える。強制終了される前に、海外出身のエリート美女とも会っておきたい。

しかし、僕は海外取材を敬遠したい「国内内弁慶」だ。美女率の高さで知られるウクライナとコロンビアには大いに興味があるけれど、現地の空港に降りたときから不安と恐怖で仕事どころではなくなるだろう。楽しくインタビューができるのは、日本語が流暢な外国人や海外経験者に国内で会える場合に限られる。

10年ほど前までは「日本で学んだり働いている外国人はアメリカやイギリスには留学できなかったり本国での出世競争に敗れた人ばかり。本当のエリートは少ない」という言説を聞いていたが、現在はどうなのだろうか。日本に長期滞在している海外出身者の中で「彼の地でも超エリート。それでいて日本語も達者」な美女に出会うことは可能なのか。

大手総合商社で総合職として働いている夏夢さん(25歳)が僕の「初夏の夢」をかなえてくれた。香港生まれの夏夢(姓が夏で名が夢。本名)さんは、日本の東大理Ⅲにあたる北京大学の医学部を合格しながらも早稲田大学国際教養学部に入学。日本と中国のハーフである父親は北京で貿易会社を経営し、トルコとタイのハーフである母親は社交ダンスの元選手でかつ科学者だという。いかにも「グローバルエリート」の匂いが漂ってくる。ぜひ会いたい。

東洋経済新報社の会議室に現れた夏夢さんは、確かに国籍や人種が判別しにくい顔立ちである。そして抜群のスタイル。「少し不得意」だという日本語はまったく違和感がない。なぜ北京大学を蹴って日本に来たのか。日本のエリート層が集まる総合商社の居心地はどうか。そして、日本の男性をどう思っているのか。興奮気味に話を聞くことにした。

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