強欲資本主義 ウォール街の自爆 神谷秀樹著

強欲資本主義 ウォール街の自爆 神谷秀樹著

「合法」であれば手段を選ばない。そんなカネ儲けをまったく恥ずかしいと思わないヤカラばかりがウォール街に集まってくる。巨大投資銀行部門を作ろうとして、人材を大量に採用する。同業他社を出し抜いて大きくなろうとする。そして、いったんは旨みを味わえるが、バブルの破裂の直撃を受けて結局は大損をする。その後はお決まりのリストラだ。

投資銀行部門の廃止、もしくは縮小と大量解雇。この繰り返し。ベアー・スターンズ破綻後3カ月半で、経済犯として訴追されている人間は400人という。だからといって身ぐるみはがされた投資家を私は知らない。

ウォール街に20年余身を置く投資銀行経営者が見聞きしたあこぎなビジネスの数々。

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『住友銀行秘史』の著者で元・住銀取締役の國重惇史、元イトマン顧問弁護士の河合弘之、元長銀取締役の箭内昇。平成の金融バブルの最中に起きたイトマン事件の真相と教訓を語る。