OOTEMORIが狙うオフィス女子の“止まり木” 大手町に出現した「森」の正体とは?

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大手町のど真ん中に誕生した人工の森。200本以上の高木が植えられている

郊外の山野と見まごう、鬱蒼と茂った樹々。秋晴れの空から降り注ぐ木漏れ日が心地いい――。実はここ、東京・大手町のオフィス街のど真ん中。10月2日に開業する商業施設「OOTEMORI(オーテモリ)」に隣接する「大手町の森」である。

地下2階のロビーには木漏れ日が降り注ぐ

約3600平方メートルの森が出現したのは、東京メトロ東西線の大手町駅の真上。ここはかつて、みずほ銀行大手町本部ビル(旧富士銀行本店)と大手町フィナンシャルセンターがあった場所だ。

大手町の森は、8月30日に新たに「大手町タワー」(地上38階、地下6階)として生まれ変わったビルの西側に位置する。敷地全体の約3分の1の面積に、200本以上の高木が植えられている。

女性目線で店舗づくり

この森に集うのは鳥や小動物ではない。大手町や丸の内に勤務するオフィス女子だ。地下1階と地下2階にオープンする25店舗は、これまで周辺エリアには数少なかった「女性が使いやすく、入りやすい店」(開発を手掛けた東京建物)が中心となっている。

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