製作費30億円!“最強”観光列車の実力

JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」始動へ

9月13日、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が10月14日の運行開始を前に報道陣に公開された。

「ななつ星」はディーゼル機関車と客車7両、8両編成の寝台列車である。機関車は川崎重工業、客車は日立製作所とJR九州が製作を担当する。制作費は約30億円。JR九州の人気観光列車「ゆふいんの森Ⅲ世」(4両編成)の製作費は約8億円、小田急電鉄の白いロマンスカー「VSE」(10両編成)の製作費が約17.5億円という数字と比較すれば、「ななつ星」にいかに多額のコストがかけられているかがわかるだろう。

内装は高級ホテル顔負け

この日、公開されたのは機関車と客車のうち1号車(ラウンジカー)、2号車(ダイニングカー)、3号車(客室車)。車内には木材がふんだんに使われ、ソファーやピアノも置かれている。客室内も「柿右衛門」の洗面鉢をはじめ、高級ホテル顔負けの設備が整えられている。

国内にはJR東日本の「カシオペア」、JR西日本の「トワイライト・エクスプレス」といった豪華寝台列車があるが、「ななつ星」の内装は頭一つ抜き出る。JR九州には豪華な内装を売り物にした観光列車がいくつもあるが、それらのレベルをはるかに超えるのだ。唐池恒二社長は、「オリエント急行を目指した」。

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