あなたの人生におカネはいくら必要なのか 独身も家族持ちも「6つの数字」を入れるだけ

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小
自分のため、家族のため、孫のため。結局「あなたの老後」に必要なおカネはいったいいくら? 読みながら「6つの数字」を入力すれば、誰でもすぐに「必要なおカネ」が出る(写真:photoman / PIXTA)

ファイナンシャルプランナー(FP)の岩城みずほです。この連載では、おカネの問題と人生の問題について、とことんホンネでお答えしたいと思っています。

『人生にお金はいくら必要か』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

FPとして「おカネの問題」についてご相談を受けていますが、常々感じるのは、「おカネ」の問題は、「どう生きていくのか」という、もっと大きな「人生の問題」と深く結びついていることです。おカネに振り回される「人生」がいかに多いことか。

しかし、その問題を「合理的に解く方法」は必ずあります。相談者とともに、納得のいく「人生の中のおカネの『解』」を見つけていきたいと思います。「おカネ」というものを、合理的に、シンプルに、心地よい方法で取り扱うことができると、人は、より自由に、幸せに生きていけるのではないでしょうか。この連載が少しでも皆様の人生のお役に立つのなら幸いです。

人生におカネはいくら必要なのか?

連載初回は、読者の皆様にも、ぜひ自分のおカネについて考えていただきたいのです。

人生に、おカネはいったいいくら必要なのでしょうか(「今、すぐに知りたい!」という方は、この記事の最終ページで、空欄の数字を入力してみてください。すぐに「老後にいくら必要なのか」の金額が出ます。そのあと、もう1度順番に読んでいただくと、よくわかります。

自分は何歳まで生きるのか、年金はちゃんともらえるのか、年金だけで暮らしていけるのか。老後のことを考えると、暗い気持ちになる方も多いでしょう。「そんなに心配することはありませんよ」と申し上げたいところなのですが、これからの私たちは、想定以上に長く生きることになるでしょうから、たとえばサラリーマンなら定年退職後も、人生はかなり長いと覚悟しておいたほうがよいでしょう。

次ページ定年後の消費支出は「50歳代の7割」が標準
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT