スピーチが下手な人とうまい人の決定的な差

突然、「無茶ぶり」されても慌てないために

一言をうまくまとめられない人は少なくありません(写真:tomwang / PIXTA)

突然、「何か話してください」と仕事場や飲みの席などでスピーチを無茶ぶりされたことはありませんか?

仕方なく、場を白けさせないようにしなければと、「では、僭越ながら……」と立ち上がってはみたものの、頭の中が真っ白になって何も言えなかった――。そんな話を時折聞きます。

いったいどうすれば、こういう事態をうまく乗り切れるのでしょうか。拙著『一流のプロ講師が実践している話し方』でも書かせていただきましたが、話ベタな人でも慣れてしまえば突然話を振られても、落ち着いてその場に適した話をすることができます。

ここでは私が800人超のプロ講師をプロデュースしたりコーディネートしたりしてきた中で出会った「話の達人」たちから学んだスキルのうち、突然話を振られても落ち着いて対応できるようになる方法をご紹介します。

一言にまとめる力があれば、無茶ぶりに対応できる

私は仕事柄、多くの講演会やセミナーに立ち会うのですが、講演やセミナーの最後は、たいてい司会者の方が「今日はありがとうございました。講師の◯◯先生に、もう一度、拍手をお願いします」といった定番の言葉で締めます。

このとき、司会者の方の話をよく聞いてみると、「私も今日は勉強になりました。特に◯◯は、明日からでも実践したいです」といったように、ご自身が講義で感じたことを添えて、余韻を演出しています。

その言葉を聞くたびに「すごいなあ」と思わざるをえません。というのも、司会者の方は、運営についても把握しておかなくてはならないため、裏方で打ち合わせをしたり、変更があったら原稿を作成したりと、落ち着いて講義を聞いている時間など、ほとんどないからです。

次ページ司会者の方は、どうやってまとめている?
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