説明下手な人に足りない「たった1つの動き」

デジタル全盛の今だからこそ覚えておきたい

わずかなことで大きな差が出てきます(写真:よっし / PIXTA)
新製品の提案、会議のまとめ、部下の指導……ビジネスの現場は、毎日のように誰かに何かを「説明」する場面であふれています。
そんなとき、思うように言いたいことが伝わらず、「で、結局どういうこと?」と聞き返されたり、仕事が滞ったりしてしまう――そんな苦い経験をしたことはありませんか?
『「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ』の著者であり、“思考整理のプロ”としてこれまで5000人以上の人たちの“説明下手”を改善に導いてきた浅田すぐる氏は、「説明がうまい人たちは、共通して『あるシンプルな動作』を活用している」と説きます。

説明の「うまい人」と「下手な人」の差

いまでこそ、私は「伝わりやすいコミュニケーション」をテーマにセミナーや研修、講演などを行っていますが、元からコミュニケーションが得意だったかというと、まったくそんなことはありません。むしろ、大の苦手と感じ、長い間コンプレックスを抱いていました。

幼少期は、人見知りでいつも親の後ろに隠れていましたし、人前で発表するような場では何を話したらいいのかがわからず、かすれたような小声でしか話せない学生でした。

そのため、「どうすれば説明上手になれるか」というテーマへの関心を人一倍強く持ち続け、会社員になってからは、仕事で説明上手な人に出会うたびに、その一挙手一投足をつぶさに観察するようになりました。目的はもちろん、彼らに共通する要素を見つけ出し、「型」として自分で実践できるようになるためです。

あるとき、大人数が集まる役員報告会議に同席し、長時間にわたっていろいろな方の報告を観察できる機会がありました。すると、明らかに報告がうまい人と下手な人に分かれていることに気づきました。

報告内容の伝え方がうまい人たちは同じように「ある動作」を行い、下手な人はそれを怠っていたのです。

いったい、どんな動作だと思いますか?

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