一般的な携帯電話やスマホとは異なり、iPhoneのサポートは大半をアップルが担当している。電話でのサポートに加え、大都市圏に開設されたアップルストアのジーニアスバーでもトラブルの相談などができる。修理については、アップルストアだけでなく、ビックカメラやカメラのキタムラ、クイックガレージなどのアップル正規サービスプロバイダーが実施しており、拠点が全国に広がっているのが魅力だ。一部キャリアショップも、アップル製品の修理を行うようになった。
とはいえ、故障かどうか見分けるのが難しいケースでは、まずはメーカーに相談するだろう。リセットやアプリの削除などで改善する症状もあるからだ。このようなときに便利なのが、サポートアプリ。プリインストールはされていないが、このアプリ、実はアップル純正。不具合のある個所や質問に答えていくだけで、最適な窓口を案内してくれる。ここでは、その使い方やアップルストアならではのサポートの裏技を紹介していこう。
1.修理の予約までアプリで行える
サポートアプリは、「Appleサポート」という名称で、App Storeからダウンロードできる。「Apple サポート」などのキーワードで検索すれば、すぐに見つかるはずだ。アップルのサイトにも同じ機能はあるが、アプリのほうがサポートを受けるまでの手順が整理されており、使い勝手がいい。iPhoneのサポートを受けるなら、やはりiPhoneがいいというわけだ。iPhoneユーザーなら、ダウンロードしておいて損はない。
アプリを開くと、まずApple IDとパスワードを聞かれる。これを入力すると、製品登録済みのアップル製品がずらりと並ぶ。筆者の場合、操作している「iPhone 7」のほかに、「iPad Pro」や「Apple Watch」などが並んだ。ここから、サポートを受けたい製品を選択する。すると、「バッテリー、電源、および充電」や「システムパフォーマンス」「モバイルデータ通信およびWi-Fi」など、トラブルシューティングしたい項目が現れる。ここから、iPhoneの症状に合わせたものを選択すればよい。
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