髙島屋「新免税店」が爆買い減でも強気の理由

ブランド物よりもコスメ・家電を目玉に

新宿髙島屋11階にオープンした空港型免税店。初日から中国人観光客があふれていた(記者撮影)

東京・新宿のタカシマヤ タイムズスクエア11階。新宿地区では初となる空港型市中免税店「髙島屋免税店SHILLA&ANA」が4月27日にオープンした。オープン直後から中国人の団体旅行客がなだれ込んでくるなど、初日から順調な滑り出しだった。観光バス専用の駐車場と免税店のある11階までの直通エレベーターを完備する力の入れようだ。

空港型市中免税店とは、消費税だけでなく関税やたばこ税、酒税なども免除される店舗。いわゆる「デューティーフリー」だ。2016年には、三越やロッテが銀座に相次いで開業した。新宿髙島屋の免税店は東京で3店目となる。

成田空港と羽田空港から海外に出国する人が利用でき、パスポートや航空券が手元にあれば出発の30日前から前日までに限り日本人の利用も可能だ。購入した免税対象の商品は、成田・羽田両空港の引き渡しカウンターで出国手続き後に受け取る。ちなみに消費税のみ免税される「タックスフリー」の場合は、購入した商品をその場で受け取れる。

新宿は訪日外国人が増えている

開業式典の様子。左から3人目が髙島屋の木本茂社長(記者撮影)

「新宿はインバウンドマーケットとして大きく、ポテンシャルに期待している。確実な集客をしていきたい」。髙島屋の木本茂社長は開業式典で力強く語った。

大型バスターミナル「バスタ新宿」が2016年4月に開業して以来、空港から新宿を直接訪れる外国人観光客が増えている。その恩恵を受け、新宿髙島屋の消費免税売上高は2016年度に100億円の大台を突破。髙島屋全体では前年比15%増の約340億円だった。

昨年は中国人の大量購入をはじめとした「爆買い」が失速し、日本百貨店協会によれば、2016年4月~11月の免税売上高は前年同月割れに陥った。だが、その後12月から2017年3月まで4カ月連続で前年同月比プラスが続いている。

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