「歩く」がどれだけ体に効くか知っていますか

この蘊蓄100章は思わず人に話したくなる

適度な運動は、心身ともに効果的(写真:smuki / PIXTA)  
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは「ウォーキング」。あっという間に身に付く、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。

この連載の一覧はこちら

1. ウォーキングは比較的負荷の少ない有酸素運動である

2. 日本で競技人口が最も多いスポーツはウォーキング、2位ボウリング、3位水泳

3. 日本のウォーキング人口はおよそ4000万人

4. 下半身には体全体の筋肉の約70%が集まっている

5. 歩くときは大腿四頭筋(大腿直筋・広筋)、大腿二頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)など大きな筋肉をいちどに使い、同時に腹筋や腰、腕の筋肉も使っている

6. 「歩く」とは、どちらか片足が常に地面に着いている状態。「走る」とは、両足が宙に浮く瞬間がある状態

7. ランニングでは体重の3倍の衝撃が、ウォーキングでは体重の約1.5倍の衝撃がかかる

8. 競歩には「常にどちらかの足が地面に接していること」「前脚は着地から地面と垂直になるまで膝を伸ばすこと」という厳密なルールがある。

9. 競歩の最高速度は時速14㎞にも達する

10. 速度が速くなると、歩くより走るほうが疲れにくい。秒速2mでは歩くより走るほうが脚の主要な筋肉をうまく使用でき、身体のエネルギー使用効率が向上するため

11. ウォーキングなどの運動で酸素を取り入れ運動の効果を高めようという「有酸素運動」の考え方は、米国の運動生理学者のケネス・クーパー博士が1960年代に提唱した

今後やってみたい運動として人気

12. 内閣府の調査で「今後やってみたい運動はウォーキング」と答えた人が平成3年以来不動の第1位

モノ・マガジン4月16日号(4月1日発売)。特集は『違いのわかる大人の傑作品』などです。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

13. 「この1年間に行なった運動」も平成6年から「ウォーキング」がトップの座を守り続けている

14. ウォーキングの適正な歩幅の計算式として最も簡単なものが「身長-100センチメートル」。身長165センチメートルの人なら「165センチメートル-100センチメートル」で65㎝が適正なウォーキングの歩幅ということになる

15. 日本人の平均的な歩行スピードは分速70~90メートル程度、歩幅は70~80センチメートル程度

16. 一般的な成人の歩行ピッチは、個人差はあるが1分あたり100歩程度(タニタ社内実験データより)

17. 厚労省「健康づくりのための身体活動基準2013」では18~65才の人で「歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分以上行う」ことが望ましいとされている

18. 厚労省の「健康日本21」では、1日の歩数の目標値を男性9000歩、女性8500歩以上(65歳以上の場合は男性7000歩、女性6000歩)としている

19. 東京都健康長寿医療センター研究所の研究では病気予防ウォーキングに最適な歩数は速歩き20分を含め1日平均8000歩とし、歩き過ぎには注意を促してもいる

20. 厚生労働省「国民健康・栄養調査」(平成27年)によれば成人の1 日の平均歩数は男性7194歩、女性6227歩

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