デキるビジネスマンは「STEAM」を学んでいる

今からでも間に合う、成毛流「出直し」大作戦

それもできるだけ荒唐無稽な小説がいい。おすすめは、SF(サイエンス・フィクション)だ。

SFを直訳すると「科学小説」となるが、日本では長い間"空想小説”のような扱いを受けてきた。それもそのはずで、見たことのない機械やシステム、さらには宇宙人などが登場し、それによって実世界では体験できないような物語が展開されることが多い。

だが、SFの本質を見逃してはならない。

世界の経営者はなぜSFを愛読するのか

SFを読むと、イマジネーションやクリエーティビティが培われるのは間違いない。

Inc.」というサイトが、ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)、スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)、ラリー・エリソン(オラクル創業者)、マリッサ・メイヤー(ヤフーCEO)など、世界の著名な経営者22 人の愛読書をまとめて紹介している。

『イノベーションのジレンマ』『ビジョナリー・カンパニー』など、"いかにも”なビジネス書もあるが、『五次元世界のぼうけん』『銀河ヒッチハイク・ガイド 』『エンダーのゲーム』などのSFも多い。

『五次元世界のぼうけん』は、米国人作家マデレイン・レングルによる児童向けSFだ。3人の兄弟が、行方不明になった父親を探すため時空を超えた旅に出るという物語で、日本では1965年に刊行され、残念ながら現在は絶版になっている。

余談だが、近々復刊するのではないかと私は期待している。というのも、映画「アナと雪の女王」を手がけたディレクターが、次の作品をこの『五次元世界のぼうけん』に決めたというニュースを耳にしたからだ。

この本を愛読書として挙げたのはアマゾンの創業者、ジェフ・ベソスである。彼は2000年に「ブルー・オリジン」という民間宇宙開発企業を設立している。

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