That’s a nice tie you’re wearing! It really matches your suit. (いいネクタイね!スーツにピッタリよ)
研修で訪れたとある外資系企業のエレベーター。アメリカ人と思しき女性が、筆者に話しかけてきました。もちろん知らない方です。そこから、その女性が18階で降りるまでの1~2分、なんとなく服の話をしました。
こうしたたわいのない雑談や世間話をスモールトークと言いますが、英語圏ではこうした機会がたくさんあります。パーティで会った人や、イベントでたまたま隣り合わせた人、列で待っているときに前後にいた人などと当たり障りのない話をよくするのです。今回はこのスモールトークのコツをご紹介しましょう。これは知人との雑談にも応用できますので、覚えておくととても便利だと思いますよ。
服装を褒める
日本の都会で暮らしていると、こんな風に知らない人に声をかけられたり、声をかけたりする機会はあまりないかもしれません。筆者だけかもしれませんが、東京で話しかけてくる他人は、怪しげな客引きか、新卒の路上名刺交換くらいです。最近では、同じマンションの住人にあいさつをするだけでも物議を醸すくらいですから、見知らぬ人の服を褒めるなんて!と思うかもしれません。
でも、それは日本の感覚。英語圏では「そっけない人」とがっかりされかねませんので、思い切って話しかけてみましょう。
話しかけるきっかけとしては、やはりこうした服装や持ち物、それから天候の話が一般的です。知り合いのパーティなどは別として、特に名乗る必要がない場合のスモールトークでしたら、こういった話題がいちばん自然でしょう。
相手の服装や持ち物についてのコメントは、(That’s a/Those are) nice ~ や I like/love ~ のようにシンプルに言うことができます。
That’s a really nice suit. (そのスーツ、超いいですね)
I love the color of your tie. (素敵な色のネクタイね)
I really like your glasses. (すごくいい眼鏡だね)
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