多くの人がSNSを利用する中で、脱SNSをする人も増えているそうですね。SNSに費やす時間と労力にうんざりしたとか、投稿に対するリアクションが期待されたり、見たくもない投稿を見なければならなかったりと、気持ち的に疲弊するからだとか。
筆者も半ば脱SNS状態ではあるのですが、時間のあるときに友人や教え子の投稿を見ているのは楽しいものです。特に、教え子が頑張って英語で書き込みをしていると、教師としてはうれしいかぎり。今回は、ある教え子の投稿から、自分の失敗についてコメントするときに使えそうな英語の表現を紹介します。ぜひ、SNSや外国の友人、同僚との会話などで使ってみてください。
おバカなのは誰?
婚活真っ最中というハナコさん。花嫁修業の一環なのか、最近チーズケーキを焼いたそう。たしかに、The way to a man's heart is through his stomach. (男のハートをつかむなら、まず胃袋から)と言いますもんね。
ところが、お菓子作りは初めてだったようで、大失敗をした様子。真っ黒に焦げた丸い物体の写真についていたコメントは……
でした。「もう何やってんの、ワタシ!」と自分に腹を立てて、自分に問いかけているのでしょう。気持ちはすごく伝わってきましたが、これだと「ミー」さんに話しかけて、「あなたバカね」と言っているみたいです。自分に問いかけるときでも、主語はIを使う方がよいでしょう。問いかけ感は薄れますが、いちばんシンプルなのは、
I’m an idiot. (オレって、マヌケだ)
のような形です。ただ、これだと「私はバカなんです」と単に宣言しているみたいなので、次のように書くと気持ちが乗ってきます。
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