LIXIL、米最大の衛生陶器ブランドを買収

あの「アメリカンスタンダード」を傘下に

6月28日、アメリカンスタンダードの買収を発表する会見に臨んだ、LIXILグループの藤森義明社長

国内の衛生陶器市場では「TOTO」に次ぐシェアを誇る「LIXIL(INAXブランドも使用)」。そのLIXILが、米国最大の衛生陶器ブランドを傘下に収める。

衛生陶器では北米で2割強のトップシェア

住宅設備の国内最大手、LIXILグループは6月28日、米国最大の衛生陶器ブランド「アメリカンスタンダード」を擁するASD Americas Holding Corp.(以下、アメリカンスタンダード)を買収すると発表した。

買収価額は負債の引き継ぎ分も含め、約531億円(5億4200万ドル)。LIXILグループが中期経営計画で掲げるグローバル事業の拡大に向け、北米市場では本命級の会社を取得したことになる。

アメリカンスタンダードは130年以上の歴史を持つ水回り製品メーカー。衛生陶器では北米市場で21%のトップシェアを維持し、水栓金具、浴槽などの水回り製品全体では2位。米国に旅行した際などに、ホテルや飲食店、公共機関のトイレや洗面所などで、お目に掛かる機会は少なくないはずだ。

同社はその社名どおり、米国を代表するブランドの1つ。米国、カナダ、メキシコに14の製造拠点と4つの配送拠点を持ち、北米全域から中南米にかけて営業網を持つ。

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