スマホでカスタマイズできるトイレが登場

LIXILがタンクレス型で新製品

LIXILは12月12日、タンクレストイレの新製品を発表した。旧INAXが2001年から販売する「サティス」を改良し、機能や価格帯、デザインなどで3つの商品体系に刷新。来年2月から順次発売する。

LIXILの推計では、タンクレストイレはトイレ市場全体の3割程度を占めるまでに拡大しており、うち、LIXILは約3割のシェアを持つ。サティスは発売以来、節水性の向上など、何度か改良を重ねているが、LIXILとして統合後のモデルチェンジは今回が初めて。TOTOの「ネオレスト」やパナソニックの「アラウーノ」が競合品となる。

コンパクトで掃除しやすくトイレ空間が明るくなる

 「顧客や潜在顧客の声を拾っていくと、タンクレストイレの利点としては、コンパクトで掃除がしやすいことに加え、トイレ空間が広く、明るくなるといった空間に対する満足度が高い。こうした多様化するニーズに対応するため、機能・価格・デザインのバリエーションを増やし、タンクレス市場でのトップシェアを狙う」(有代匡・副社長執行役員 住設・建材カンパニー社長)と意気込む。

価格的には、従来機種の希望小売価格(税別、以下同)21万~39.1万円に対し、新製品は標準型(S型)で23.1万~35.1万円に加え、上位機種(G型)は28.1万円~37.1万円と廉価型(E型)の19万~21万円の2タイプを追加。とくに低価格バージョンの追加により、タンクレストイレの市場の裾野を広げる戦略だ。

機能の面では、今回の改良の最大のポイントは清掃性の向上だ。便器鉢の形状や水流を改良することで、節水性を維持しながらより力強く洗い流す新洗浄方式を開発。また、プラズマクラスターイオンによる鉢内除菌機能を高めたり、便器の側面の継ぎ目をなくして掃除しやすい形状にするなど、掃除しやすさを高める工夫もある(主に上位機種で適用)。

もう1つの特徴は、トイレの利便性アップを目的に、スマホをリモコン代わりに使えるといったスマホ対応機能を全機種に搭載したことだ。

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