「米国横断4000kmレース」知られざる全貌

往年のフェアレディZで参戦してみた

 

「グレートレース」という名の大冒険へ

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

参加資格は1972年以前に作られたクルマであること。全米最古のアメリカ大陸横断自動車専用ハイウェイを9日間で約4000km、ダッツン 240Zで駆け抜ける。いざ、「グレートレース」という名の大冒険へ。

クラシックカーでアメリカ大陸4000kmを走破する。正に冒険というにふさわしいラリーが、毎年、初夏に開催される「グレートレース」だ。筆者は、昨年、開催30回目を記念した「クラシックルート66」を巡る大会に参戦。このクラシックカーの大冒険に、すっかり魅せられてしまった。その勢いを借りて、今年も別のパートナーとともに参加を決意したのだった。

毎年、グレートレースはユニークなコース設定で参加者を楽しませてくれる。たいていは大陸横断タイプだが、年によっては縦断タイプのことも(来年はマイアミからシカゴまで縦断する)。2016年のコースは横断型で、「リンカーン・ハイウェイ」がテーマ。カリフォルニア州のサンラフェルを出発して、イリノイ州モーリーンに至る、9日間3800kmのラリーだ。

「ルート66」に比べると日本人には馴染みのない「リンカーン・ハイウェイ」だが、全米最古のアメリカ大陸横断(ニューヨーク〜サンフランシスコ)自動車専用ハイウェイとしてアメリカではつとに有名な道らしく、その昔、このルートを自動車で走ることは、正に冒険のようなものだったという。

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