生クリームのような豆乳、あらわる

不二製油が新製法、乳製品市場にも斬り込む

右が低脂肪豆乳、白っぽいのが豆乳クリーム。筆者の文章力では、この味と香りを伝えきれないのが残念

「ん……?うまいっ!」

不二製油が世界初の技術で開発した低脂肪豆乳を試飲してみた。口に含んだ瞬間、鼻の奥に香気がふわりと漂い、口の中にはほのかな甘みが広がった。豆乳にありがちな青臭いにおいもなければ、後を引く味やざらつきもない。思い返してみれば、ほのかな香味は、大豆本来の持つ甘みだったようだ。

「大豆は好き」「豆腐が好き」「厚揚げ、がんも、湯葉など大豆製品は大好き」。なのに、「どうしても豆乳だけは飲めない」という人は少なくない。最近は抹茶やバナナなど豆乳以外の素材を加え、飲みやすくしたアレンジ商品も増えている。だが、それでは単に健康のために嫌々飲んでいるという感が否めず、いかにも味気ない。

対して、不二製油が新たに開発した低脂肪豆乳は、「健康にはよくても、味、香りが苦手」という豆乳嫌いな人でも、問題なく飲むことのできる製品に仕上がっている。

まったく新しい味の開発にも拍車が

飲んでおいしいだけではない。今回、不二製油が世に送り出したのは低脂肪豆乳と豆乳クリームの2種。これらには新製法による副次的な効果として、従来の豆乳になかった、卵の白身や生クリームのような性質が生まれた。低脂肪豆乳を泡立てるとメレンゲができ、豆乳クリームを泡立てるとホイップクリームができるという、まったく新しい素材となっている。

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