短い人生、人は「やらなかったこと」で後悔する

定年後だと遅すぎるなんて考えちゃいけない!

定年退職後、資格試験に挑戦するか悩んでいる方からのお悩み相談です(写真:KAORU / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

あと数カ月で定年を迎える男性です。20代半ばで今の会社に入社し、35年余が過ぎました。妻とだいたい同時に定年退職を迎え、子供2人はすでに定職に就き、独立しています。今の時代、通常雇用延長をお願いし、私もその生き方も取れるのですが、年金も未受給のまま無職になるつもりです。と申しますのは、自分で再度挑戦したいことがあるのです。
学生時代から挑戦していた資格試験(法律職)に再度挑んでみたいのです。ただ30代、40代と会社員生活を送る中で、自分のスキルアップのつもりで何度か勉強を再開しても長続きせず、本格的な勉強に至ることもなく、定年退職の会社員生活を終えることになってしまいました。そして、今一度挑戦したい思いで、上記のような決断をしています。
このような中途半端な会社員でしたので、管理職の職分はいただきましたが、役員にはなれず後輩には追い付かれ、また入社年次が遅い者が役員になったりして、実際、会社にこれ以上いることがつらくなったのも偽らざる思いです。会社員としてはいわゆる、負け組でしょうか。
妻は今でも反対しています。ただ、過ぎたことは取り返しがつかないとして、今後、残された人生、自分がどれだけやれるのか、とめどもない不安を抱きながら 恥をさらしてご相談申し上げる次第です。
会社員 還暦太郎

資格試験にはぜひ挑戦するべき

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定年を迎えるにあたって、定年後は資格試験に挑戦したい、と。これはぜひ挑戦されるべきです。

いただいた文章を拝見しておりますと、還暦太郎さんは今までのご自身に対して「もう少しやれた」という後悔の念を強くお持ちのように見受けられます。

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