「住みよさランキング2016」中部・近畿編

甲信越・北陸・東海は全国で最もレベル高い

長久手市には愛知高速交通のリニアモーターカー鉄道「リニモ」が走る

全国の都市を対象にした東洋経済の「住みよさランキング」。今年も最新結果を「『住みよさランキング2016』トップ50」(6月21日配信)でまとめたが、地域ブロック別でもみてみよう。今回は「中部・近畿編」をお届けする。

全国6地域ブロック中、最もレベルが高いのが「甲信越・北陸・東海」、いわゆる中部ブロックだ。全国総合ランキングトップ10中8市がこのブロックに集中している。

また、全国28位の小矢部市(富山)は、仮に「北海道・東北」ブロックであれば3位、「関東」ブロックであれば5位に相当する順位であるが、当ブロック内では20位になってしまう。そんな激戦区を制したのは長久手市(愛知)で2年連続の1位。以下は2位が砺波市(富山)、3位が野々市市(石川)と北陸勢が続いた。

このブロックでは、トップ10に富山県が3市、石川県が3市、福井県が2市ランクイン、さらにトップ20では北陸3県で13市がランクインしており、その強さが際立っている。要因としては、「持ち家率や住宅面積などの住宅関連指標が高い水準にある」「女性の就業率が高く、共働き世帯が多いため、世帯収入も比較的多い」「三世代同居比率が高く、待機児童もいないため、子育てしやすい環境である」「都市公園や公共施設、下水道等の都市基盤が全国平均と比べても比較的よく整備されている」などが挙げられる。

人口規模の小ささが各指標の良好な結果を生む

さらに、どの都市もおおむね人口規模が比較的小さいため、人口当たりでみた各指標が良好で、ランキング上位に北陸3県の都市が多数名を連ねる結果となっている。

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昨年開業した北陸新幹線の効果は、ランキング採用指標の年次(時点)がいずれも2015年以前であるため、まだ今回のランキングには十分反映されていないが、市内に北陸初のアウトレットモールが開業した小矢部市(富山)が今回大きく順位を上げた(全国188位→28位)。今後、交流人口の拡大が消費や雇用の改善、税収増につながっていけば、さらなるランクアップも期待できる地域である。

各県のトップは、新潟が19位の妙高市(全国27位)、富山が2位の砺波市(全国3位)、石川が3位の野々市市(全国4位)、福井が4位の坂井市(全国5位)、山梨が22位の中央市(全国31位)、長野が30位の駒ヶ根市(全国47位)、岐阜が7位の本巣市(全国9位)、静岡が36位の御殿場市(全国67位)、愛知が1位の長久手市(全国2位)、三重が15位の桑名市(全国22位)であった。

続いて「近畿」ブロックを見てみよう。

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