会食でキーマンだけ見て話していませんか?

「連れ」はあなたのことをよく観察しています

出席した全員が楽しかったと思えるような会食にできるのがベストだが、それはなかなか難しい(写真:Kzenon/PIXTA)

会食の時、相手の担当者が一人ではなく、部下やアシスタントの方も一緒に来られる機会がありますよね。そういうとき、担当者ばかりを見て話をしていませんか?

特に日頃のやり取りが担当者とだけの場合、アシスタントにはあまり目を向けたことがないかもしれません。こういう場合、悪気がなくても、あまりよく相手を知らないから、と話しかけないことが多いですよね。

担当者ばかりと話してしまい、二人にしかわからない話題で盛り上がる、ということにもなりがちです。こうなると、声をかけられない人は無視をされたと思ってしまいます。ほとんどの場合、アシスタントはただ笑っているだけか、つまらなそうに座って黙々と食べているかのどちらかでしょう。ますます関係のない人、というカテゴリーに入ってしまいます。ところが、取引先のアシスタントに気をつかうと、その後思わぬ展開になることがあるのです。

一度も会話を振られなかった屈辱的な経験

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私もずっと以前、上司に連れられた会に出たことがあります。まだ広告代理店に入って1年少しくらいの時で、かなりポジションが高い上司に同行しました。

それは取引先と、ある雑誌の編集長との打ち合わせを兼ねた会。レストランも今まで行ったことがないような高級なお店で、そこに座るだけで緊張しました。

取引先の方がふたりと編集長、こちらは上司と私の5人の会でした。

その日は編集長の独擅場でした。当時かなり影響力のある雑誌の編集長だった彼は、いろいろな会に呼ばれて引っ張りだこだったのです。事実、その会でも「なんとかこのブランドを雑誌で大きく取り上げて欲しい」という同席した取引先ブランドのお願いが目的なのでした。

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