最速!7月参院選の気になる「当落」大胆予想

北海道・東北編:焦点は北海道の「3人目」

参議院選の当落予想を5回に分けて連載する(写真:key / PIXTA)

7月10日に投開票が行われると見られる第24回参議院通常選挙。最大のポイントは今夏、自民党が単独で過半数を獲得するのか。それによって非改選議席を含めて憲法改正に必要な3分の2以上の議席を、与党で維持できるのか、である。

野党サイドの注目点としては、発足したばかりの民進党が支持を伸ばせるのかどうかが課題だ。また野党が採用する「統一候補」方式は、与党勢力への切り崩しとなりうるのかも問われることになる。

こうした点の他、各選挙区はさまざまな事情を抱え、それが勝敗に影響することがある。そこで今回、2013年の参院選(第23回参議院選)と2014年の衆院選のデータ(実績がない場合は***と表示)をもとに票の動向を探るとともに、各選挙区の事情に迫り、次期参院選で見るべきポイントについて指摘する。次期参院選の考察の一助になれば、幸いである。なお「評価」は◎が安泰、○は善戦、●は苦戦を示す。

5回に分けて掲載する。第1回は「北海道・東北ブロック」の行方を占う(第2回北関東・東京・南関東、第3回北信越・東海、第4回近畿・中国)、第5回四国・九州)。

3議席目を自民党と民進党が争う展開に

定数2から3に増員された北海道。自民党と民進党がそれぞれ、2名の候補を立てる。

北海道選挙区の特徴は、旧社会党の力が強く、また東西では土壌が異なる点だ。自民党は現職の長谷川岳参院議員を札幌市内、その他は北海道議の柿木克弘氏に充てる予定だ。柿木氏は伊達忠一道議(当時)、佐藤静雄衆院議員(当時)の秘書を経て、1995年に美唄市議に出馬して当選。1999年には道議に転じ、5期務めた。

民進党は現職の徳永エリ参院議員の他に、元衆院議員の鉢呂吉雄を擁立する。野田政権で経済産業大臣を務めた鉢呂氏は、2012年と2014年の衆院選で落選し、政界引退を表明した。

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