日経平均1万7000円回復は、もう無理なのか

4月の米雇用統計で見えてきたこと

4月の米雇用統計発表後のNY市場はさほど大きく動かず。日本株は連休後、どうなる?(写真:ロイター/アフロ)

4月の米雇用統計で「意外だったこと」とは?

市場関係者が注目する「毎月のイベント」、4月の米雇用統計が発表された。事前に伝わっていた市場コンセンサス(事前の平均的な予想)は、非農業部門雇用者数が前月比で+20万人、失業率は4.9%というものだった。つまり、「雇用者数増は3月の実績値には届かないが、失業率は3月の5.0%から0.1ポイント低下する」と見られていた。

結果は、非農業部門雇用者数は前月比+16.0万人と市場予想を下回り、3月+20.8万人から減少。昨年9月以来の低い伸びにとどまった。また、過去の3月分も21.4万人から+20.8万人へ下方修正された。失業率も5.0%と低下予想に反し3月と同水準だった。

一方、ここ数回の雇用統計で関心が高まりつつある平均時給に関しては、前年比+2.5%となり、前月(3月は前月比+2.3%)比では予想以上に上昇、1月以来の大幅な伸びとなった。

次ページ結局、米国は今年あと何回利上げしそうなのか?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
朴槿恵大統領の罪と罰

韓国検察は朴大統領を同国憲政史上初めて立件した。親友を不当に国政へ介入させた容疑だ。支持率は史上最低の1ケタ、政権はもはや死に体。対日関係は再び不安定化するのか。