「キットカット」が、こんなにも愛される理由 売り上げ日本一のチョコはいかに進化したか
子どもだけでなく大人にも幅広く好かれているお菓子といえばチョコレートだ。気軽に小腹を満たすことができ、コンビニで買って仕事しながら食べているようなビジネスパーソンも少なくないだろう。
産業革命の時代、労働者のために誕生
そんなチョコレート菓子市場で、1日に400万枚以上、年間15億枚以上を売るロングセラーがネスレ日本の「キットカット」。これは日本一の売り上げといわれている。
実際に全国食品スーパー250万人の購買行動から算出する、カスタマー・コミュニケーションズが構築・運用する「TRUE DATA」によれば、2016年1月の全国のスーパーにおけるチョコレート菓子のトップシェアはキットカットの5.14%。ロッテ「ガーナ」(5.10%)、江崎グリコ「ポッキー」(4.41%)などと激戦を繰り広げている。
今回、TBSテレビ『ジョブチューン』取材班は、4月23日よる8時放送の「国民的大ヒット食品のひみつぶっちゃけSP」の制作にあたってキットカットを製造・販売するネスレ日本で新商品開発を行う内藤篤さん、マーケティングを行う槇亮次さんにメガヒットの理由を取材した。