毎月の支出、「ココ」を見直せば貯蓄できます

使途不明金を撲滅すれば2万円の捻出は簡単

チャージ式カードは便利でついつい使ってしまうが、無節操に使ってしまいがち。変動費を把握する上では使わないほうがいい(写真:naka/PIXTA)

「さあ、貯蓄をしよう!」と思っても、肝心なものがなければ貯めようがありません。それは「オ・カ・ネ」。毎月、決まったお給料の中から、貯蓄のためのおカネを捻出するにはどうすればいいのでしょうか。

やっぱり節約ですね。

トイレの給水タンクにペットボトルを入れる、あるいは食費を限界ギリギリまで切り詰めるなど、節約にはさまざまな方法がありますが、これらは最後の最後の手段。ここまで節約の鬼になると、生きるのが辛くなります。ただ、支出をしっかり見直せば、それほど苦もなく節約できるのに、それをしようともせず、「貯蓄ができない」と嘆いている人が、結構大勢いらっしゃいます。今回は、ギリギリの節約生活のススメではなく、それ以前に誰でも簡単にできる支出の見直しについて、考えてみましょう。

住宅ローン筆頭に意外と簡単な固定費の節約

この連載の過去記事はこちら

家計は月々のお給料から、食費や住居費、被服費、交際費、交通費といった支出を賄います。この支出は、大きく固定費と変動費に分けられます。固定費は住居費、保険料、教育費など。変動費は食費、光熱水費、通信費、交際費、娯楽費、冠婚葬祭費、雑費など。このような区分ができるのですが、固定費の節約は意外と簡単です。なぜなら、一度見直しをしておけば、あとはずっと回っていくものだからです。たとえば住居費で言えば住宅ローンの見直しが代表的ですね。

今、金融市場ではマイナス金利という異常事態が生じていますが、これ、おカネを借りる側にとっては、少なくとも今の時点では結構いい話で、住宅ローン金利は笑ってしまうくらいに下がっています。何しろ35年間固定金利のフラット35で、年0.950%という、信じられないくらい低い金利を提示している金融機関もあります。

こんな時は借り換えをお勧めします。住宅ローンの残期間が10年くらいあって、今まで借りていた住宅ローンとの金利差が1%程度、残債が1000万円あるなら、迷わず借り換えをしましょう。借り換えの際にかかる手数料を差し引いても、十分にもとが取れるはずです。

次ページでは、変動費の削減は…
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