就活生は、「みん就」の正しい読み方を学ぼう 先輩・仲間の「善意」を受け取り、しっかり返せ

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就活生の強い味方となるネットサービス“みんしゅう“こと、「楽天 みんなの就職活動日記」の事業責任者である楽天の今里慎作さんを直撃!
東洋経済オンラインに集いし労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である。
きょう3月1日から、いよいよ2017年度の大卒就活が解禁となった。開始時期を繰り下げて大混乱した昨年のドタバタを経て、今年の選考開始時期は大学4年の6月(昨年は8月)からとなる予定だ。まあ、インターンシップと称した早期接触もあったし、もう面接が進んでいる企業すらあるけどな。
そんなこんなで気がはやる就活生の強い味方となるネットサービスが「みん就」こと「楽天 みんなの就職活動日記」だ。現役学生はもちろん、20~30代のビジネスパーソン諸君もお世話になった方が多いことだろう。今年、20周年を迎える長寿サービスなのだ。
その「みん就」の事業責任者である楽天の今里慎作さんを直撃した。就活だけでなく、ネット上の口コミの特徴やその口コミとの接し方についても参考になる、現場視点での就活事情を知っておいて損はない!

就職の時期になるとなんとなく使い始める「みん就」

今里慎作(以下、今里):「みん就」は就活生が、就職先として気になる企業の主に選考に関する情報を掲示板で交換し合うインターネットのサービスです。私の事業部では「みん就」WEBサイトの運用のほかに、就活生と企業人事部が接触するためのインターンや就活のイベント開催や、「みん就Link」という実名制SNSの運営をしています。

「みん就Link」は、匿名掲示板の「みん就」とは違って実名で登録して情報交換をするサイトで、企業のWebインターンに参加したり、特別なスカウトを受け取ったり、学生同士でインターンや就活の状況や企業の採用選考の情報交換をしたりできる場ですね。「みん就」がユーザーは匿名で気楽に情報交換をできるオープンな場だとしたら、「みん就Link」はクローズな世界で、自分の情報を積極的に開示しながら、より積極的に情報交換やキャリアの学習を進める場所といえます。

常見陽平(以下、常見):今日、お伺いしたいのは、学生は「みん就」をどう使っているのか。学生はどう使いこなせばいいのかということです。

人事担当者からすると、他社の採用の動きを知るためにも便利なのですよね。

次ページ善意のスパイラル、そして、みん就を使いこなすコツ 
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