黒人記者が語る「抗議デモ」と「人種主義」

知らないうちに、死んでるのかもしれません

黒人のアメリカ人は、真のアメリカを本当に知っている唯一のアメリカ人です。星条旗の赤は、ぼくたちが流した血です。あなたがアメリカのメディアから聞くことのほとんどは、プロパガンダか、間違った情報か、嘘です。あなたがぼくたちから聞く話は、リアルです。ぼくたちが話すのを聞く時、あなたはアメリカの本当の話を聞いています。

ぼくたちの話はさまざまなところで聞くことができます。ゴスペルで、ジャズで、ブルースで、ロックで……。しかし、ぼくらの喜びの声と、音の中にある涙や苦痛を聞き分けることができますか? 聞こえないでしょうか? ならば、こういうことを言っているんです。聞いて下さい。

「アメリカンドリーム」なんてありません。アメリカは悪夢で、同時に夢のような可能性を秘めています。もしその可能性に近づこうとするなら、アメリカは黒人の人間性に対する罪の償いをありとあらゆる面で尽くし、ありとあらゆる面で「黒人性」が受けたダメージを修復しなければなりません。

略奪の責任は誰にあるのだろう

略奪については、もともとアメリカという国は黒人の無償労働によって築かれた国です。奴隷解放後も、解放以前の状態を維持するために人種主義的な政策が時にあからさまに、時に水面下で、政府によって支持されてきました。ジム・クロウ法、ピオネージ(懲役や負債による事実上の強制労働)、レッドライニング(黒人居住区に課せられた様々な制限)などです。これらの政策で利益を得たアメリカ政府や企業のすべてに、国の初めからの黒人たちの略奪行為の責任があります。アメリカは「黒人性を略奪する」という強奪行為の上に建てられていて、今も不平等、不正義、そして強奪された富の遺産によって栄えています。

ディス・イズ・アメリカ(これが、アメリカです)!

黒人たちの略奪に注目を集めようとするのは、今書いた本当の問題から人の目をそらすためにデザインされたメカニズムです。それを知った上で、選んでください。目をそらされ続けるか、真実に気がつくか。つまり、4世紀に渡って構造的な人種主義にさらされてきた人たちの行動の責任を負わずに済むことを狙って、人種主義政府が必死であなたの目をそらそうとしていると気がつくか。

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