MBA本の多くは無駄である
ちまたには、「MBA」をタイトルに冠したビジネス書があふれ返っている。勉強意欲のあるビジネスパーソンなら、その類の本の1冊くらいは読んだことがあるだろう。かくいう私もそうした本を執筆しているので、MBAを否定することは天に唾するようなものかもしれない。
しかし、それらの本の内容のほとんどは、経営理論のエッセンスだけを紹介したり、分析のテクニックやフレームワークを紹介することにとどまっている。こんな類の本を何十冊読んでも、未来をつくるビジネスリーダーになれるとは、到底思えない。
ビジネスキャリアにおける目的、ゴールは、人によってさまざまだ。一般企業に勤めている人であれば、社長を目指すという人もいれば、役員にはなりたいと思っている人もいるだろう。出世にたいして興味はなく、人並みでいいという人もいるはずである。
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【「プロ経営者」を目指す選択肢もあるが……。】
