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ライフ #肉体派ライターのガチ検証

「1泊2090円と破格」「廃校跡地をリノベ」⋯人口32人、スーパーもコンビニもない小さな島にある《廃校宿》の実態

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犬島自然の家
スーパーもコンビニもない、人口わずか32人の島にある「廃校の跡地を再利用」した宿に泊まってきた(写真:筆者撮影)
  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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鼻息荒く調理場へ向かったのだが、まじかよ、お子さんを連れた4人組が、屋外でバーベキューをしている姿が目に入ってきた。血に飢えたハイエナのような視線を向けた結果、「もしよければ一緒にどうですか?」とありがたすぎるご提案をいただいた。が、本当にここで肉をご馳走になっていいのか? 美味しい肉を食べたせいで、小麦粉を食べたときに物足りなさを感じたり、ガッカリした気持ちになるんじゃないか……。

お誘いいただいたバーベキュー。ちなみにその方たちが言うには、飯盒と食材は持参したが、バーベキューセットと炭代は200〜300円くらいで済んだそうだ(写真:筆者撮影)

苦虫を嚙み潰したような表情でお断りを入れ、小麦粉を片手に調理場に入った。調理場には島の飲食店『カフェスタンド くるり』さんの店主が、宿泊者用の料理を作っていた。美味しそうな黄金色の天ぷらを揚げている横で、私は小麦粉100グラムにお湯50mlを入れ、ただひたすらこねる。

お湯が熱すぎて手が火傷しそうだった(写真:筆者撮影)
生地が手にへばり付いて大変だった(写真:筆者撮影)

一心不乱に小麦粉と向き合った結果、奇跡的にイイ感じの生地が完成。油をひかずにフライパンの上で焼いていく。

焼いても焼いても一向にふっくらせず、小麦粉と水の塊に焼き目だけが入っていく。ぜんぜん美味しくなさそうだなと思いながら生地をひっくり返すと、おー、ナンかふっくらしたぞ。ナンだかナンっぽくなってきたかも。

ま、まずそう⋯(写真:筆者撮影)
生地が膨らんできた。やったぜ!(写真:筆者撮影)

最大の魅力は「温かい時間」

出来立て熱々のナンを食べてみた、私の正直な感想は「小麦粉に小麦粉を加えて、小麦粉を振りかけたような味」「カレーに付けたら、うん、まぁいけるか」「意外とボリュームがあるな」「点数をつけるなら50点くらい」……。

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