せっかくなので、くるりさんにも一口お裾分けした。くるりさんからは「何かに付ければ、うん、食べれる食べれる」といったお褒めの言葉をいただいた。その後、くるりさんから「これ、もしよかったら食べてください」と言って渡されたのは、コチという魚を使ったオニギリ。嬉しすぎて泣きそうだった。ありがとうございます。
同施設では部屋での食事はNG。1階にある食堂で食べる。カレーと小麦粉の塊、絶品のオニギリ、島で購入した犬島クラフトビール(800円)を飲んでいると、食堂にいた夫婦から「どこから来たんですか?」「もしよかったらコレも食べますか?」と話しかけてくれた。
宿泊者同士の交流や、善意のお裾分け……普段の生活では滅多に味わうことのない温かい時間は、犬島自然の家に宿泊する最大の魅力かもしれない。次回ここを訪れるときは、くるりさんや他の宿泊者の方に小麦粉以外もGIVEできるよう、もう少し洒落た食べ物を持参しようと思う。
格安のアクティビティも充実
同施設への予約方法は、一般的な旅行サイトの予約とはやや異なる。公式サイトで空き状況を確認→運営元に電話かメールで仮予約を行う。この際、使用許可申請書と宿泊利用者名簿に必要事項(氏名や年齢、住所など)を記載して提出する。申請書は10日前の提出が必須のため、直前の宿泊予約はできない。後日、運営元から使用許可書等が送られてくる。
同施設ではアクティビティの予約も受け付けている。具体的には、天体観測が大人210円。小人100円(宿泊者は無料)。シーカヤックが1時間1艇310円。ストーンクラフト1人200円……。
私が訪れた日は雨で天体観測は中止だったのだけど、スタッフの方がスクリーンを使って星空の説明をしてくれたり、双眼鏡の説明などをしてくれた。固定式双眼鏡は2000万円以上するものが複数あり、その場にいた宿泊者全員が「なんで今日に限って雨なんだ」「冬の晴れた日にリベンジしなくちゃ」「え、ここの天井って天体観測のときは全部開くの?」などと盛り上がった。
控えめに表現して、廃校の跡地を再利用した『犬島自然の家』は大当たりの宿泊施設だった。おひとり様、カップル、学生グループ、ファミリー層まで、老若男女すべてが楽しめる場所で間違いないだろう。
なお、犬島自体も非常に魅力的な島だった。私が犬島で獲得した「正直な一次情報」についてまとめた“記事”は、現在神戸の自宅で一生懸命こねてますので、完成までもうしばらくお待ちください。


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