「介護×ディスコ」という意外な組み合わせが話題を呼び、全国各地からオファーが絶えない。あすなろホーム越谷もその一つだ。施設長の横田純子さんはInstagramでロマンディスコを知り、「うちでもやりたい」と考えて依頼したという。
とはいえ、高齢者施設でディスコと言われても正直ピンとこない。いったい、どんなイベントなのだろうか。
14時になり、司会者のアナウンスで会場は暗転。黄色やピンクのライトに照らされたミラーボールが客席やステージを彩り始めた。
白髪の女性が歌い、介護職員が踊り出す光景
「どうもこんにちは!」
GENさんとSUさんの軽快な挨拶でロマンディスコが始まった。まずは客席に質問を投げかけ、会場を温めていく。
「この中でディスコに行ったことがある人はいますか? いたら手を挙げてください」
「(白髪の女性に)お母さん、どこのディスコに行っていたんですか?」
「池袋の⁈ モテたでしょう? おきれいだもん」
前列の客にマイクを向けながら、双方向のコミュニケーションを図る。客席からは笑いが起きており、皆がステージに釘付けだ。
約2〜3分のMCが終わり、SUさんがターンテーブルの前に移動してヘッドホンをつけた。「それじゃ皆さんで楽しく、最高の思い出を作っていきましょう」とGENさんがアナウンス。
「ロマンディスコ、スタート!」の声かけと同時に、音楽が響き始めた。
最初の曲は1970年代にリリースされ、世界中で大ヒットを記録した『Heart Of Glass』(ブロンディ)だ。ディスコ調のリズムとデボラ・ハリーの妖艶な歌声が会場を包み、ムードが一変した。
ステージにはGENさんの誘導で3名の子どもたちが集まり、ジャンプをしたり、くるくる回ったりしている。利用者や施設のスタッフも次々とステージに上がり、リズムに乗って踊り始めた。


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