牽引する機関車も、運行開始当初は一般の塗装だったが、すぐに北斗星に合わせた塗装として北海道内では青いカラーリングのDD51形ディーゼル機関車、本州内では側面に流れ星を描いたEF81形電気機関車が登場した。末期の国鉄から一変し、新生JRの意気込みを感じた出来事だった。
その後、本州内の「北斗星」牽引機は2010年にEF510形500番台に交代し、こちらでも客車と揃った青い塗装の編成美を見ることができたが、それもつかの間、15年に列車そのものが廃止されてしまったのは残念でならない。
ブルートレインが走った時代
今や「北斗星」を最後に廃止となってから10年以上が経ち、歴史の中に走り去ってしまったブルートレインだが、ほかにも思い出深い列車、そして牽引機関車は多い。日本海縦貫線をEF81形に引かれて走った「日本海」や、宇高連絡船と接続していた「瀬戸」なども忘れえぬ列車だ。
ブルートレインの全廃は筆者にとって一時代の終わりを感じさせる出来事だったが、今もその人気は根強い。そして、ブルートレインの歴史はその先頭に立った機関車あってこそでもある。さまざまな機関車が活躍したが、その多くを筆者のフィルムに収めることができたことを嬉しく思う。

