ただし、訴訟で論点となる「ボールを投げてモンスターを召喚するといった仕組み」は極めて一般的な動作である。ポケモンを思わせるゲームに対する牽制でもあると考えられ、任天堂側の訴訟そのものを批判する声も大きい。
ともあれ、ポケモンのようなゲームは難しい状況にあるのだが、それでも『パルワールド』は大ヒット。特に中国圏で人気があるようだ。そしてこうなると、続々とポケモンライクな作品が登場する。
世界中どころか、アニメ監督もポケモンライクを手掛ける
やはりモンスターを捕まえることを軸にしたゲームが増えているようで、カードでモンスターを捕獲するスマホ向けタイトル『るぅみマスター』や、クリーチャーを収集するアクションRPG『アニモ』などがすでにリリースされている。
もちろん、これは中国だけの話ではない。イギリスでは『カセット ビースト』というレトロなポケモンを思わせるゲームが作られているし、ポケモンに似たゲーム、あるいはポケモンの系譜上にある作品はいくつも例がある。
ロブロックスでは、ポケモンの対人戦を明らかに真似ている『モンスターバトル』というゲームがある。キャラクターデザインには、劇場版アニメ『ポケットモンスター』シリーズで歴代監督を務めた矢嶋哲生氏が関わっている。
『パルワールド』は露悪的な部分がありそれゆえにバッシングされるが、ポケモンから影響を受けたゲームは多数あるのだ。そもそもビデオゲームのアイデアそのものに著作権は発生せず、特許権などを侵害していない限り、ポケモンライクなゲーム自体は存在して当然なのである。


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