植草 確かにコミュニケーションも大切ですが、異性間の恋愛や結婚、その先に子どもを望むか考えるに当たっては、男性には男性の役割、女性には女性の役割があるということや、異性との関わりの大切さも含めて知ってほしいんです。「いい大学に入学して、いい会社に就職すればいい」という受験教育だけでは、日本は少子化から脱却できないのではないでしょうか。
林 おっしゃる通りですね。
娘に「何も言わない」理由
――林さんはご著書のなかで「私は仲人おばさんとして実績はあるが、自分の娘には何もしなかった」と書かれていらっしゃいます。娘さんの恋愛や結婚に関して、母親として何かアドバイスはされたのですか?
林 いえいえ、私は何も言いませんよ。娘の人生ですから、幸せになってくれればそれでいいんです。ただ、親が年を取ってから結婚しているので、自分は早く(結婚)したいと思ったみたいです。だから、そうなりました。
植草 いい親子関係、お手本ですね。
実は、相談所で婚活がうまくいっていたのに、親御さんが出てきてあれこれ意見した結果、破談になったというケースって、意外と少なくないんです。過保護で過干渉な親御さんのなかには、ご自身が満足できる結婚ができていないケースもあって、果たせなかった理想の結婚を子どもに託している、ということもあるようです。


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