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【明大教授と東大合格者が実践】「考えない人」ほど勉強が始められる?社会人の96%が学習できない時代の最重要スキル

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疲れている女性
疲れ切った社会人でも、勉強を続けるための方法を探る(写真:Ushico/PIXTA)
  • 堀田 秀吾 明治大学教授
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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ただ、多くの人は学生時代、「試験があるから」「親に言われるから」といった環境要因だけで勉強してきたので、「何のために、どこを目指して勉強するのか」という目的意識を持つ習慣がありません。だから社会人になると、勉強の目的があやふやになってしまうんですよね。心の中で「勉強しなきゃ」と思っても、日々仕事で精一杯だと疲れ切って動けない。西岡さんがおっしゃるように、「自分にとっての勉強のゴールとは何か」を定義することは、本当に大事な要素でしょう。

「勉強するかどうか」を考えたら負け

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西岡:最近、体を絞らなきゃと思ってジムに通っているんですが、まず最初にトレーナーから「そもそもなぜ痩せたいんですか?」と聞かれました。それで「モテたくて」「周りに言われて」なんて話したら、「今の言葉を大切にしてください」と言われたんです。それから筋トレを始めたんですが、このステップは勉強においても必要なんだろうと思いました。まず「WHY」、目的から入るのは重要ですね。

堀田さんがおっしゃる通り、多くの学生は「自分が楽しいから」と思って勉強しているのではなく、環境順応型なんです。周りがやっているからやるという感じで、学びを楽しむスイッチを切っている気がします。

堀田:環境という意味では、大人になるとそれもなかなか整わないですよね。親が身の回りのことをやってくれる学生時代とは違って、仕事も家事も子育てもある。

そもそも夕方から勉強するというのは、フルマラソンを走ったような状態でやることになるので、本当に不利です。学生は昼間に勉強させられているからいいわけですよね。

西岡:学生にとってはそれが仕事ですもんね。

堀田:そう。大人が勉強するのは本当に難しい。目標があってもできない。だから、必要なのは習慣化です。じゃあ、どのタイミングで習慣化していくか。やっぱり朝やるというのが一番効率がいいんですよね。

夜は「今日はあれもこれもやって疲れた」「もうやらなくていいよな」と考えてしまうんです。だから僕は、朝5時くらいに起きてすぐ仕事をしています。ボーッとはしているけど、ただやるんですよね。

ジムにも通っていますが、ボーッとした状態のまま行くことにしています。考えると行かなくなってしまう。今朝もね、つい考えてしまったんですよ。「今日締め切りの仕事があったな。どうしよう、ダメだこの時間を執筆に使わなければ」って。それでジムに行きませんでした。

西岡:わかります。

堀田:朝起きて、歯を磨いて、顔を洗ってトイレに行く。その感覚のまま、つまり、考えがスタートする前にジムに行く。「考えない」というのは、習慣化において大事だったなと思います。

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