「長時間、机に向かう=勉強」という思い込み
西岡壱誠(以下、西岡):僕は『地頭力の正体』を執筆しながら「勉強のゴールってどこにあるんだろう?」という問いを感じていました。例えば受験生に「1時間勉強したなら、もっとやりなさい」「今日は2時間勉強してがんばったね」と言う親御さんがいらっしゃいますが、ゴールは勉強した時間なのでしょうか。30分しか勉強しない子と、2時間勉強した子がいたとしたら、なぜ30分の子は努力を怠っていて、勉強ができない子と見なされるのでしょう。
『疲れ切った人のための勉強法』にあるように、1分だって勉強です。机に向かってちゃんと勉強しなきゃならないという印象があるけれど、実はそういうわけでもないんじゃないか。そういうメッセージを感じましたし、勉強しようと決めた時に、何をゴールにするのかということを、みんな考えてこなかったんじゃないかという問いを突きつけられたような気がします。
堀田秀吾(以下、堀田):深いですね。実際、そこが一番大事なところです。多くの人は「何時間やったか」という量や時間をゴールにしがちですが、本質はそこじゃないんですよね。疲れ切っている社会人ならなおさらで、1分でも何かに触れたらそれは立派な勉強です。



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