「1つは、オートモティブ、2つめはモビリティ、3つめはユーティリティです。フェラーリの代表としてカンファレンスへの出席を要請されることも多いのですが、これら3つの単語のうちひとつでもテーマに入っていたら、出席を断っています(笑)」
これら3つの単語が具体的に何を意味しているか。ビーニャCEOに確認する時間はなかったが、要するに「フツウのクルマといっしょに考えてもらっては困る」ということではないだろうか。
「以前、シリコンバレーに仕事場をもつ仲のよい友人が、自動運転についてのカンファレンスを開くので、私に出席してくれないかと言ってきました。そこで私は彼に“まあ、クルマ(フェラーリ)に乗ってくれ、あとでもう一度その話題について話そうじゃないか”と言いました。そしてしばらく走ったら、友人は言いました。“わかった、ベネデット、そんなカンファレンスに君を誘うのは間違いだった”と」
そんなフェラーリの核にどこまで近づけたかわからないが、フェラーリ・フェスティバル東京は実に興味深いイベントだった。

