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始まりは左目の小さなアザ…原因不明の難病「サルコイドーシス」で日常を奪われた女性(62)が悔やむ"病院を避けた過去"

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サルコイドーシス 患者 短冊
一日中ベッドの上で過ごす幸子さんが、短冊に七夕の願いを記した(写真:澤田幸子さん提供)
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「でもこの病気になって、違和感をそのままにしていたことが一番いけなかった、と痛感しています。病院に行かない限り、どういう先生が自分にとって合うのかもわからないし、健診を受けなければ、自分の状態を数値で知ることもできない。病院を避けていたことは間違いだったと、今は思っています」

落ち着いた様子で語るが、どれほどの悔しさかと想像し、胸が痛む。ほかのサルコイドーシス罹患者のなかには、定期健診をきっかけに早期発見し、比較的軽症のまま治療を続けている人もいるそうだ。

めまい、帯状疱疹、激やせ…次々にやってくる不調

57歳を迎えた21年頃からさまざまな不調が重なるようになる。

ある朝、起き上がることもできないほどのめまいに襲われた。耳石が剥がれて起こる、良性発作性頭位めまい症。事務職でフルタイム勤務だったこともあり、さすがに病院に行った。

治療期間を経て回復するも、しばらくすると今度は帯状疱疹に罹患し、またも病院へ。帯状疱疹は数カ月後に2度目の罹患も経験する。続いて、原因不明の食欲低下に襲われた。

「空腹すらあまり感じなくなって、好物なら少しは口にしたけど、でも前みたいな量が食べられず、どんどんやせてしまいました」

大きなマスクをして仕事は続けていたが、健康的だった体重が47キロになり、それに伴い体力も低下。愛娘が暮らすアパートにも、急な階段を理由に行けなくなってしまうほど力を失っていく。

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