似た発想の機能は他社にも存在する。サムスンの折り畳み「Galaxy Z Fold」シリーズには、本体を半開きにして自立させ、上半分に映像、下半分に操作パネルを表示する「フレックスモード」が長く搭載されてきた。ただし、サムスンのサポート情報によれば、対応するのはZ Fold3からZ Fold6までで、最新モデルのZ Fold8ではこの機能は非搭載になっている。手放し視聴という発想自体は目新しくないが、最新モデルでその選択肢を残しているのはアップルの側だという点は、押さえておきたい事実だ。
会場も僕も声を上げた―デュオプレビューとキッズキュー
iPhone Duoには、撮影中に被写体側にも画面を見せる「デュオプレビュー」という機能がある。開いた状態で背面カメラを向けると、撮っている側は大きな画面で構図を確認でき、撮られている側もアウターディスプレイで自分の映り方を確認できる。
現地のハンズオンで実際に触れて感じたのは、この仕組みが子どもの表情そのものを動かす可能性だった。カメラを向けられているだけでは表情が動かなくても、そこに映る自分の顔が見えた瞬間に、表情は変わりやすくなるはずだ。実機に触れながら、家で子どもに向けたときにどんな反応が返ってくるか、正直かなり楽しみになった。
さらに、カメラをうまく見てくれない子ども向けに「キッズキュー」という機能も用意されている。アウターディスプレイにスヌーピーのアニメーションを流す仕組みなのだが、これが披露された瞬間、会場からは拍手が起き、筆者も思わず声を出してしまった。子ども向けの機能のはずが、大人である筆者自身の反応を動かしたという点に、この機能の完成度の高さが表れている。説明員によれば、アニメーションは25パターン用意されており、現時点では好きな画像への差し替えはできないという。


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