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キャリア・教育

「がんばったのだからやめたくない」の浪費ループ 教育熱心な親ほど陥りがちな教育費の「3つの落とし穴」とその結末

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勉強を教わる女の子
「子どもの教育費には、まとめて投資すべき旬のタイミングがある」と佐藤亮子さんは話します(写真:metamorworks/PIXTA)
  • 佐藤 亮子 「東大理Ⅲに合格した3男1女」の母
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子育ても「複利」に似ています。子どもは7歳の1年を逃したら、次はもう8歳。小学1年生の1年間を、小学2年生になってからやり直すことはできません。だから、子どもの場合は1年1年がものすごく大切なのです。

落とし穴3:教育費を惜しんで「旬」を逃してしまう

「早く始めるほど良い」という話とも少し似ていますが、子どもを鍛えるのには「旬」があります。今だという時にお金を使わないとダメなんですよ。

幼稚園や小学校の時期に使うべき教育費を安く済ませて、後でまとめて使っても意味がありません。高校3年の秋になって、家庭教師など何から何まで全部外注したら、それこそ大金がかかります。しかも、その時期からお金をかけても遅い。そういった使い方のほうがよほどもったいないです。

次男は生後8カ月で公文に入れました。兄が教室でプリント学習をしていると、伝い歩きで近づいて手を伸ばしたんです。「この子も自分のプリントが欲しいんだな」と思い、兄と同じ教室に入れることにしました。

まわりからは早すぎると言って「お金をドブに捨てるようなものよ」と言われましたが、私は、「自分のプリントが欲しい」という次男の気持ちを大事にしたかった。今思えば、あれはドブに捨てたお金ではなく、次男の中に「沈殿した」お金、つまり価値ある投資だったと思います。

基本的に、家計も、まず教育費を第一に考えて、残ったお金で暮らしていました。残りが少なければ、その年は旅行に行かなければいい。本書の中でも、「お金のラベル分け(用途ごとの管理)」を、目的ごとにお金をやりくりできるようになる方法としておすすめしています。私の場合は教育費を最優先にしていたということです。

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